電化製品に欠かすことのできない半導体をはじめ、自動車や食品、さらには医療や環境、宇宙技術に至るまで、産業ガスはあらゆる分野の製品に利用されています。巴商会は限りない可能性を秘めた産業ガスで、明るい豊かな未来の実現に貢献いたします。
ガスを最適な状態でご使用して頂く為の、各種供給設備・機器及び設計・施工管理・地震による安全装置等のご案内です。
液晶は携帯電話、タブレット端末、パソコン、テレビなどの画面に広く採用されています。窒素水素などの高純度ガスや混合ガス、特殊材料ガスが使用されています。
有機ELは携帯電話やテレビのディスプレイから照明分野への用途拡大が期待されています。窒素なと高純度ガスのほか、各種ガスが使用されています。
燃料電池に不可欠な水素は発電所でも使われています。そして、化石燃料に替わる未来のエネルギーである核融合には重水素や大量のヘリウムが使用されています。
原子力の技術は発電所だけでなく、がんの診断や治療、医療機器の滅菌、植物の品種改良、新材料の開発など多くの分野で応用されています。各種ガスのほか安定同位体も使用されています。
再生可能エネルギーの利用促進により、太陽電池の需要は今後ますます拡大していきます。窒素などの高純度ガスのほか、製法によってモノシランなどの特殊材料ガスが使用されています。
石油コンビナートで必要な原料をはじめ、有機合成、プラスチックの製造にはフッ素などの各種ガスが貢献。酸化防止など、品質管理のためには窒素が使用されています。
自動車のエンジンやボディーの溶断にはアルゴン、酸素など。不活性で熱に強い窒素 は、タイヤにも充填。水素を利用した燃料電池は、次世代動力として注目されています。
日本を支えてきた鉄鋼業。製鋼工程では 大量の酸素が使用されています。また、溶接・溶断分野でも酸素のほかアセチレン、LPG、水素、レーザーガスなどが使用されています。
医療用には超伝導MRI装置。実現化に向けて走行実験中のリニアモーターカー、核融合、高エネルギー技術と、極低温を利用した超伝導技術の裾野が確実に広がっています。
電気自動車向けの二次電池、電力を効率的に蓄える住宅向け二次電池の分野では、リチウムイオン電池など次世代電池の開発が進んでいます。製造には 水分の少ないガスが要求されます。
ロケットには液体水素と液体酸素が燃料として用いられています。推進力にキセノンプラズマを使用する方法も実用化が進められています。
ガスクロ、API、原子吸光、NMRなどの分析装置に、そして様々な実験に際して、 標準ガスや高純度ガスなどの多種多様なガスが使用されています。
医薬品の製造には非常に厳しい管理が要求されます。品質管理のために窒素などの高純度ガスが使用されています。また、研究開発用としても各種ガスが使用されています。
お茶の葉やお菓子の袋における封入ガス、ビールなどにおける炭酸ガス、フリーズドライ製法や冷凍食品には液体窒素、マーガリンの製法には水素が使用されています。
医療機関で使用される笑気ガスや滅菌ガス、在宅医療でニーズの高まる酸素・バイオ技術分野では細胞の保存や培養に液体窒素や炭酸ガスが使用されています。