出張分析

出張分析

検査分析対象の使用現場にて行う分析で、当研究所のコンセプトです。
配管工事施工後のガス供給設備立ち上げ時や、現在使われているガスの純度を現地調査します。

出張分析の種類

  • 配管工事後の配管検査・分析・測定
  • 配管工事後の供給ガス純度分析・測定
  • 現状把握のためのガス純度分析・測定
  • 異常時の原因調査のための分析・測定 など

出張分析の種類

ヘリウムリークディテクター

配管漏洩検査に用います。高純度ガス供給設備や、特殊ガス供給設備では事故を未然に防ぎ安心してガスをご使用いただくためにヘリウムリーク検査を行います。主に2種類の検査方法を状況に合わせ用いています。

サンプルバック
Heリークディテクター
HELIOT900型

微量酸素濃度計

ガス中の酸素濃度を測定することにより、大気の混入が無いか、配管内に大気成分が残っていないかなどを調べることが可能です。検査対象ガスや濃度範囲により適切な方式を用います。

露点計(水分計)

配管内に水分が吸着していたり、ガスに水分が入っていたりすると、ガスの使用目的にそぐわなかったり、腐食性のガスを使用する場合には配管腐食の原因となります。工事後に乾燥したガスを配管に通し、使用ポイントにて露点(水分)を測定することによりそれらの不具合を未然に防ぐことができ、また、異常時には露点を測定することでその原因となるかどうかを調べることもあります

パーティクルカウンター

配管工事では、配管材料を切断したり溶接を行ったりと、金属微粒子の発生や残留が考えられます。配管内に微粒子が残っていると製品不良や腐食などの不具合の原因となりかねないため、配管工事後に使用ポイントにて微粒子を測定し、事故・不具合の原因を取り除いておきます。