お客様は社内の人々。社内にファンを沢山作ることが目標です

経理部企画管理課事務

横須賀彩乃
Ayano Yokosuka

主な仕事内容: 家政学部卒。入社5年目。入社以来、企画管理課の業務に従事。顧客に提出する調査票や入札参加資格書類の作成、行政への工事関連の書類手続き、建設業法対策などを担当。

社内情報が集まる機能を活かして、各部署からのリクエストに応える仕事

私が所属する経理部企画管理課は、会社のあらゆる情報が集まってくる部署です。課の仕事の柱としては全社的な予算管理や統計があるのですが、各部署から寄せられる様々なリクエストに応えていくことも大事な仕事の一つです。

書類作成依頼の多くは営業部門から来ます。お客様と取引を始めるにあたっては、お客様の様式に合わせて企業調査票や入札参加申請書類の作成が求められます。そういったものは全社的な情報の記載が求められるため、私たちの部署に依頼がきます。また、各部署からの伝票処理や、システムに対する問い合わせなどにも応えています。どこに聞いたら良いかわからないことは、とりあえず企画管理課に聞くという人も少なくはないので、幅広い問い合わせに対応することは大変と感じる時もあります。

もちろん、その分やりがいもあります。営業から書類作成の依頼を受けると、どういうお客様がどのような意図でその資料を作って欲しいのかをヒアリングし、要求に合わせて作成します。なかなか直接的なフィードバックは得られませんが、自分が作った資料で商談がスムーズに進行したという社内報告を見ると、役に立てて良かったと感じます。

社内にファンを沢山作ることが目標。先輩の“お客様”も奪ってみせます

私自身は、学生時代から真面目な人生を歩んでおり、入社後も目の前のことにコツコツと取り組んできたと思います。まず初めは、かかってきた電話に出ることからスタートしました。慣れない内は少し抵抗感がありましたが、回数を重ね半年も経つと他部署の電話でも代理応答できるようになりました。

現在、日々の仕事で特に意識していることは、依頼や要求にはなるべく早く正確に応えることです。巴商会の営業は誰もが、徹底して基本理念を貫いています。日々の仕事ぶりを見ていると、小手先で起用にこなすということはなく、泥臭くお客様の要求に応えようとしていることを実感します。だからこそ、お客様に直接関わらない事務職の私がミスをして、営業の足を引っ張るわけにはいきません。

今、目標としていることは、社内にファンを沢山作ることです。企画管理課にとってのお客様は社内の人です。仕事の関わりを通して信頼関係を築いていきたいと考えています。最近は、何かわからないことがあるととりあえず私に電話をしてきてくれる方は増えました。ただ、優秀な先輩がたくさんいるので、その先輩のお客様も奪うくらいの気持ちで日々奮闘しています。まだ知識ではかないませんが、リアクションの速さでは負けないよう心がけています。

事務職でも若手のうちから部門を跨ぐ責任ある仕事を任せてもらえます

就活時に巴商会を選んだ理由の１つは安定性です。都内で1人暮らしをしているので、落ち着いた生活ができるということは大きな魅力でした。また選考や内定後に接する社員の人の良さも決め手となりました。

入社して良かったと思うのは、巴商会では職種に関わらず、若い時から部門を跨ぐようなプロジェクトに参加させてもらえることです。一般職の事務といえば、定型的な業務をこなすというイメージがありましたが、全社に影響するような業務ルールを考えるなど、責任ある仕事にも関わることができます。

入社2年目には、社内管理システムを新規導入するプロジェクトに課長の補佐という立場で担当しました。新しい管理システムは建設業法を遵守するためであり、営業部と技術部を繋ぐ取りまとめ役として関わりました。大学では料理や栄養系の勉強をしていたので、工事に係る法律などは全く知りませんでしたが、入社直後から建設業法のテキストを読んだり、インターネットで調べたりして、必要な知識を身につけました。新システムも無事全社導入に至りましたが、導入後も一息つくというわけにはいきません。これからも周知、教育、改善などやるべきタスクは沢山あります。むしろ導入後の方が大変だと思っています。

入社前は、堅い雰囲気の会社だと思っていましたが、社内の人々は思っていたよりもオープンでした。女性にとっても働きやすい環境があるので、長く勤めていければと思っています。